
「JF500L」は X軸 500mm・Y軸 400mm・Z軸 300mm のストロークを有しており、大きな加工ワークに対応可能です。マシニングセンタの心臓部となる主軸は最高回転速度22,000min-1を備え、アルミの高速加工から難削材加工まで幅広く対応します。更に、同クラス立形機に比べ4 割以上の価格低減を実現し、高機能に加えハイコストパフォーマンスをお客様にお約束します。


リニアモータ駆動は、テーブルを直接駆動してリニアスケールで位置を読み取っています。また、摩擦部がリニアガイドの転がり部のみで、ボールねじ駆動に見られる機械的ロストモーションがないため、高い精度で位置決め再現を行うことが可能です。

ボールねじ駆動は、機械剛性を満足するための工夫がなされますが、位置による剛性変化が残ります。また、イナーシャが大きくサーボゲインも高くとれません。リニアモータ駆動は、サーボ遅れが少なく、イナーシャも小さいので、サーボゲインを高くできます。そのため、高応答性を可能にしています。

ボールねじ駆動では、摩擦部位からの発熱により、軸受に予圧変化が生じ、熱変位が発生します。そのため、中空のボールねじに冷却液を通したり、ボールナットの取付け位置を移動体中央にするなどの工夫がなされます。リニアモータコイル部の発熱は、ソディック社特許によるコイル直接冷却で、温度を一定に保つのでリニアモータに起因する熱変位はありません。

リニアモータ駆動は非接触駆動ですので、ボールねじのように磨耗による劣化がなく、交換が不要です。長年使用した後も精度維持が可能です。

テーブルサイズ | 715mm × 450mm |
テーブル最大積載質量 | 200Kg |
各軸移動量(X × Y × Z) | 500mm × 400mm × 300mm |
主軸回転速度 | 22,000min-1 |
モータ駆動方式 | X/Y/Z リニアモータ駆動 |
ツールホルダ形式 | BT30 |
ツール収納本数 | 16 本 / 21 本( オプション) |
機械外形寸法(幅×奥行き×高さ) | 1885mm × 2640mm × 2663mm |
機械本体質量 | 4000Kg |
● 本製品は日本政府の外国為替及び外国貿易法の規制貨物に該当します。● 当社は日本国での販売とメンテナンスサポートを提供します。● 本カタログの写真にはオプションが含まれている場合があります。● 不断の研究により予告なく仕様の変更を行う場合があります。● このホームページの記載内容は2019年4月現在のものです。